東レプレリーナ
東レのプレリーナは酸素透過性ハードコンタクトタイプの遠近両用コンタクトです。
プレリーナはレンズの中央光学部に遠用度数を、周辺部に近用度数を配置していますが、遠くを見るためのゾーンと近くを見るためのゾーンがレンズの中央部から周辺部に向かって同心円状に連続して並んでいますから、視線の移動に伴ってスムーズにピントが切りかわり、遠くから近くまで自然な見え方ができるのです。
プレリーナは酸素透過性がとても高く柔らかい素材を採用しているので、ハードコンタクトの欠点である装用感も大幅に改善され、快適に、長時間装用が可能です。
東レにはプレリーナⅡ、プレリーナⅡリッチと言う遠近両用コンタクトもありますが、大きな違いと言えば、遠用度数、加入度数共に製作範囲が広いこと。そのため同じ老眼でも初期の方だけでなく50代以上の方にも対応が可能となっています。国内で販売されている遠近両用ハードコンタクトの中では東レのブレスオーの加入度数が一番強いことから人気があります。
尚、プレリーナにはEQカーブというデータがあります。これは他のレンズで言うとBCに該当するデーターです。 プレリーナの場合は、通常「BC」と呼ばれる角膜に接する部分のカーブを「EQカーブ」と呼び、 レンズ中心部の遠方・中間光学ゾーンが持つカーブを「BC」と呼んでいます。プレリーナのデーターを入力する場合は「EQカーブ」が必要になり、「BC」は注文という点では必要ありません。